無料購読している、メルマガ「T&Cフィナンシャルリサーチ中国株」に上海のオフィスビル市況についていたので、引用をします。このメルマガは、香港・上海株の1日の取引状況について、ダイジェストを書いています。個別株の情報や新しい法律などについても触れてあり、よくまとまっていると思います。ご興味のある方は、登録をしてみてください。
さて、下記の記事ですが、いよいよオフィスの賃料が下がる可能性が出てきました。これまで、オーナー側は非常に強気で、更新時には30%程度の値上げを一般的に要求をしてきました。これは、受給が逼迫していることもあるのですが、新築ビルの場合、ビルの信用度をあげるために、有名日系企業であれば、当初入居時の家賃を意図的に安くする状況も背景にはあります。
一度入居すれば、内装工事や社員の通勤問題、対外的な通知の問題もあり、移転は大きなコストが伴います。そこを逆手にとって、オーナー側は入居した後に大きく値上げをして、利益を上げようとします。
★オフィスコスト削減のヒント:
新築のビルは、入居時には安い場合があるが、更新時大きく値上がりする可能性が高いので注意をする。
その一方で新築でないビルであれば、他のテナントとの兼ね合いがあるので、オーナー側も無理な値上げはしにくくなります(一斉に値上げをして、他のテナントも退去するリスクがあるため)。
今後は、借り主側が強くなりますので、他のビルと競合させたり、今後の値上げの率も考慮しながら、オフィスを選ぶことをおすすめします。テナント料の負担は、企業にとって人件費の次に大きなウェイトを占める費用になる場合が一般的です。ファシリティコストの削減の第一歩は、オフィス選びからすでに始まっています。
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上海の高級オフィスビル、浦東エリアは4分の1が空室
上海市で高級オフィスビルの空室率が急上昇しているもようだ。英系不動産
コンサルティング大手サビルズのまとめによると、上海市の高級オフィスビル
の空室率は2008年初頭には5%前後だったが、同年末には15.4%まで上昇。う
ち、金融関連会社が集中する浦東エリアでは空室率が25.6%に達したという。
複数メディアが8日伝えた。
一方、需要減退を反映して賃料相場は大幅に下落している。昨年1-3月期の
高級オフィスビルの平均賃料は1平方メートル当たり8.25元/日だったが、年
末には同7.6元/日まで落ち込んだ。
サビルズによると、昨年上海で新規供給された高級オフィスビルの総床面積
は83万7000平方メートル(うち7割以上が浦東エリア)で過去最高を記録した。
しかし、需要は36万6000平方メートルにとどまり、大量の空室が発生している
状況。2009年はさらに75万4000平方メートルが新規供給される見通しという。
サビルズは2009年の空室率が20%を超え、平均賃料は6元前後まで落ち込むと
予測している。
このほか、北京市でも空室率の上昇が目立っている。9日付『明報』による
と、外資系企業がオフィス面積を縮小する傾向が強まり、空室率は13.3%まで
上昇しているという。