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「eciffo」が休刊に。

 定期購読をしていた、欧米オフィスの写真集+最新オフィスコンセプトワークがつまった雑誌「eciffo」が残念ながら、今回の号で休刊となってしまいました。非常に残念です。

 毎号、写真を見ながら、「何で欧米のオフィスはこんなにも美しく、クリエイティブなのだろう」と思っていました。当初は、欧米人はオフィスにカネをかけるから(=デザイナーを雇い、内装をして、高級家具を置く)、だと思っていました。

 一般的に欧米では住居もセンスがあります。自宅を美しくして、友人を呼んでホームパーティをする文化があります。その一方、日本はそもそも面積が狭い、標準内装がほとんどで自分の個性を出しにくい、ホームパーティなどが少ないのでそれほど家を綺麗にしようという動機付けが弱いなどの要因があると思います。それがオフィスにも転じて、効率性重視、お金を書けない、クリエイティブである必要はない(仕事は環境が重要ではない、逆境の中でこそ成果が出るという精神論)となってしまい、オフィスは画一的で面白くないものになってしまっているような気がします。

 最近は、それに加えて欧米と日本ではオフィスに期待する機能が違うのではないかと考え始めました。欧米では重要な仕事の決断や連絡、ひらめきはオフィス内で発生しているのではないか?そのためには、いい環境が必要。その一方で、日本は会議では発言をしないで、縄のれんで持論を展開したり、アフターファイブでの人間関係が仕事上で重要など、社外でのコミュニケーションが大切なので会社では表面上のやりとりだけであれば、それほどいい環境は必要なかったからではないかと思い始めました。

 個人主義の欧米は、就業時間が終われば各人が自分の家族の元にもどり、家族や友人たちと余暇を楽しむ。そのためには、オフィスで働いているときに成果を出さなければならない。

 日本では、残業や夜のつきあいをして初めて職場から認められて重要な情報を入手できたり、いい人間関係が構築できる。

 日本式も共同体のようなので、悪いとは言いません。しかし、オフィス環境を向上しようというインセンティブは弱くなってしまうのではないか?世界的にみて、日本人建築家の建物のデザインはそれなりに認められていると思います。しかし、日本のオフィスなど室内環境はどうでしょうか?

 これから、オフィス構築の仕事を通じて少しでも日本のオフィスの環境構築に寄与できればと思っています。

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